月経周期と排卵日はどうなっている?

月経はおよそ4週間~1ヶ月周期

一般的な月経のスパンは、およそ4週間~1ヶ月と言われています。

また、生理が始まっておよそ14日後に排卵が起こりますが、実際には、排卵が終わって受精卵の着床が無かったら、14日後に再び生理が起こるという感じの方が正しいようですね。

そんな月経のリズムは、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの二つのホルモンが関わって作られます。

また、月経を生理と呼ぶ事が多いですが、正式には、生理的出血(毎月起こる正常な出血)の意味を指し、化学的には、月経というのが正しいようです。

月経期(生理)の始まりと終わり

生理初日~出血が終わるまで(5~7日目まで)

生理が起こるという事は、受精が無かった卵子と着床の必要がなくなった子宮内膜を捨てて新しいものに切り替える準備段階です。

この時期が月経期ですが、大体2日目にピークが来てそこから終わりに向けて次第に出血が少なくなっていくのが一般的です。

生理が終了するあたりからおりものにも変化が現れるようになります。
おりものは、生理終了から増えていき、排卵期に入ると最も多くなります。この時は、白色に近かったものが透明なゼリー状に変化します。

卵胞期

卵子とベッド(子宮内膜)を作る準備(卵胞期:およそ7日目~13日目)

生理が終わると、次の排卵に向けての準備が始まります。
この時期は、卵子の元である原始卵胞の一つが卵胞刺激ホルモンの働きで発育し、卵胞の発育に応じて卵胞ホルモンの分泌が増えていきます。

卵胞刺激ホルモン→原始卵胞→成長→卵胞ホルモン分泌

卵胞ホルモンの分泌量が増えると、新しい子宮内膜が少しずつ厚くなり、受精した際のベッドとして機能するように準備が行われます。

子宮内膜の厚さは、着床できるかどうかに重要なので、中々妊娠できない場合は、子宮内膜の厚さが足りていない事もあるので注意が必要です。

排卵期

およそ13日目~16日目に排卵

月経周期の中心にくるといよいよ排卵の開始です。
排卵は、脳下垂体から分泌される黄体形成ホルモン(LH)の分泌量が増える事で促され、LHがピークを迎えた後の24時間以内に行われると言われています。

ですが、これには諸説有る事や個人差もあるので、LHピークから12時間~36時間程を排卵が予測される時間帯と考えた方が良いかもしれません。

繰り返しになりますが、月経は、28日周期の場合も30日周期の場合も排卵をスタート地点として14日で生理が起こります。

つまり、生理が起きた日から14日前を逆算すれば、前回の排卵日も特定できるという事です。

生理がスタートした日から計算しても次の排卵日予測と中々合わない場合は、排卵日から計算すると疑問が解決するかもしれません。その為にも基礎体温のチェックも欠かせずに行いましょう。

排卵された卵子の寿命は、およそ24時間と言われています。
対する精子の寿命は、3日~5日と言われていますが、卵子は、排卵されてから6時間~8時間が受精可能な時間と限られています。
卵子と精子の寿命についてはこちら

また、精子が活動を開始するのも射精されてから6時間後からと言われているのですが、射精直後の精子には、受精能が無いのでそれが準備されるまでに時間を要するという事が最近判ってきているようです。

この辺のタイミングも合ってようやく受精に辿り着くのです。

黄体期

およそ17日目~28日目

排卵日を過ぎると、黄体期に入ります。
この時期は、基礎体温が0.5℃程度上がり、厚くなった子宮内膜が柔らかくなり受精卵が着床(妊娠)しやすい状態を維持します。

排卵期を過ぎると基礎体温が上昇しますが、この時に入ってから子宮内膜を厚くすると勘違いされやすい部分でもありますが、排卵の段階で子宮内膜は厚くなっていていつでも着床可能な状態が出来ています。

卵子の排出を終えた卵胞は黄体化して黄体ホルモンを分泌するようになります。この働きにより、子宮内膜の毛細血管が増えて受精卵の着床の準備を整えます。

黄体ホルモンが増えますが、その一方で卵胞ホルモンが減少します。
これが何に影響あるかと言えば、気分が落ち込みやすくなるなどの症状「月経前症候群」が現れる事があります。

妊娠せず、次の月経が近くなると再びおりものの量が増えるようになりますが、ニオイが強くなったり、粘液内に血液が混じっている事もあります。